かなり久しぶりな気がする、最近買った書籍の紹介です!
今回はこちら!
「
今野敏」の「
ST 警視庁科学特捜班」の「
色シリーズ」です!
古本屋で少しずつ揃えたので、時間はかかりましたが、揃った時の達成感はなかなか快感でした。
また、あえて
新装版でないものを揃えてみました。
ここに私の天邪鬼の片鱗が覗きますね。
さて、この「
色シリーズ」ですが、STのメンバーのそれぞれが活躍する作品なんです!
ちなみに、タイトルの「
○の捜査ファイル」の色は、下記の一覧のように、メンバーそれぞれの名前に使われている色が入ります。
赤の捜査ファイル…法医学担当の
赤城左門
青の捜査ファイル…文書担当の
青山翔
黄の捜査ファイル…第二化学担当の
山吹才蔵
緑の捜査ファイル…物理学担当の結城
翠
黒の捜査ファイル…第一化学担当の
黒崎勇治
普段は控えめなメンバーが主となって動いたり、過去が明らかになったり、意外な性格が垣間見えたりと、かなり面白いです!
中でも、山吹さんが積極的に動いていますが、事件へのアプローチ方法が「科学」ではなく、「人の心」を解き明かそうとして捜査をする「黄の捜査ファイル」が少し異色ですがそれも面白かったです。
後は、黒崎さんの強さが改めてわかる「黒の捜査ファイル」もおススメです!
また、この作品の中で、密かに患っている恐怖症が明かされたりもします。
例えば、赤城さんは「
限定的な対人恐怖症=女性恐怖症」を患っていますが、山吹さんは過去に「
パニック障害」を患っていたのだとか。
ドラマ化された時には、山吹さんは「
睡眠恐怖症=不眠症」という設定でしたので、ちょっと意外でしたね。
設定だけでなく、登場人物像自体もかなり変わっていたり、起こる事件も、犯人の性別など一部が変わっていたりします。
こういった相違点を見つけるのも楽しみの一つですね!
むしろ、その相違点を楽しみたいがために原作に手を出したような気もします。
一冊読むと、また別の本に手を伸ばしたくなる中毒性がありますが、それが今野敏作品の魅力ですね。
読書の秋も近づいていることですし、また週末にでも、読み耽ろうかと考え中です。