「“いらない子”は、四ツ目神(よつめがみ)につれていかれちゃうよ」
そんなちょっと不穏な台詞から始まるスマートフォンアプリゲーム「四ツ目神(よつめがみ)」をプレイしてみました!
偶然見つけたゲームでしたが、これが本当に面白い!
真依は父と一緒に山奥の実家に行くことに。
そこは古い掟の残る閉鎖的な村だった。
真依が向かった先には古びた神社。
そこで出会った少年は真依に言う。
「いいか、どんな事があってもオレにさわるなよ」
「どうして?」
「マイが不幸になるからだ」
あらすじは、Google Playから転載させていただきました。
閉鎖的な村ということで、日本昔話とかのような雰囲気のゲームです。
アプリを立ち上げると表示されるこの文章も、それっぽい雰囲気づくりに一役買っています!
古典は苦手だったので、なんで書いてあるかはわからないのですが…最後に「かしこみかしこみもうす」とあるので、まるで祝詞(のりと)のようですね。
ゲームは章ごとに分かれていて、1章読むのに20~30の「精神力」というものを消費します。
ゲージのMAXは100なので、一度に読める章は大体3~4話くらいですね。
最終章に近づくにつれて、消費する精神力が多くなるようでした。
精神力は、体力ゲージみたいなもので、時間が経てば回復します。
ちなみに、この精神力は課金アイテムの「おだんご」を使えばすぐに回復します。
ゲーム画面はこんな感じ。
まず、第一章は「四ツ目神」というタイトルです。

タップで次の画面へ移動します。
そして、ブログ冒頭にも乗せたこのセリフ。

…大分不穏な台詞ですね。
「悪い子」じゃなくて、「いらない子」というのがまた引っかかります。
で、ここからゲームの本編に入ります。

…座敷牢?
恐らく男の子のものであろう台詞も大分不穏ですね。
「TAP」というボタンを押して読み進めていきます。
時折、選択肢ボタンも現れるので、正しいと思う選択肢を選びましょう!
選択によっては、そのままバッドエンドに直行したりするので、気を付けましょう。
また、主人公・マイのフルネームを漢字で選んだり、正しい手水舎(ちょうずや)での作法を選択したりするシーンもあるので、なるべく流し読みしないことをおすすめします。
ネタバレになるのであまり感想を書けないのですが…ちょっと「歪みの国のアリス」に似ているような気がしましたね。
ストーリー的には似ていないのですが、雰囲気というか…あとは、バッドエンドのひとつが凄く似ていました。
歪みの国のアリスでいうところの「黒こげの天使」というエンディングです。
また、基本的にストーリーにホラー要素はないのですが、いきなり「ドキッ」とするような風貌の化け物じみたイラストがバン!と表示されたりするので、ちょっと心臓に悪いシーンも。
唐突に驚かせる系の演出が苦手な人は、要注意ですね。
それでもどうしてもやりたい!と言う人は…邪道ですが、まずは四ツ目神のご尊顔をネタバレサイトで見てからプレイすることをおすすめします。
あれはインパクトがありました…。
あとは、物語の演出上、差別用語がいくつか出てきます。
男尊女卑というか、女性が侮蔑されるのが我慢できない!と言うフェミニストな方にも、あまりおすすめはできないですね。
プレイする際は、あくまでも、自己責任でお願いします。
ちなみに、この「四ツ目神」というアプリを提供している「ESC-APE by SEEC」という会社は、ほかにも「アリスの精神裁判」というアプリゲームも提供しています。
童話「不思議の国のアリス」をモチーフとした探索推理アドベンチャーゲームで、こちらもとってもおすすめ!
ですが、こちらも登場人物が不気味だったりするので…こちらのゲームについても、どうぞ自己責任でお願いします。
アプリのダウンロードはこちらから!
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