澪 ‐軌跡を描く‐

株式会社シーポイントラボでプログラマーとして働いています。
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実はしっかり読んだことがない有名な作品を読んでみました!第二弾は「ジーキル博士とハイド氏(新潮文庫)」

最近ようやく読み切ることができました。
ジーキル博士とハイド氏」です。
実はしっかり読んだことがない有名な作品を読んでみました!第二弾は「ジーキル博士とハイド氏(新潮文庫)」
過去の記事でちょっとだけ触れましたが、「不思議の国のアリス」の本を探しに行った古本屋で100円で販売されていたものです。
本の状態は悪くなく、快適に読み進めることができました。
ちなみに、その過去記事はこちら。
2015/06/18
知っているようで知らなかった「不思議の国のアリス」の原作を現在解読中…
アリスをモチーフにしたゲームや映画を見たことはあるのですが、そういえば原作を知らないと思い、先日買ってきました!角川文庫で出版された「不思議の国のアリス」です。(翻訳:河合 祥一郎)他の出版社からも出ていましたが、少し冒頭を読んでみて、一番気に入ったものを購入してみました。読んだ感想としま…


ネタバレになってしまうかもしれないのであまり詳しくは書けませんが、単なる多重人格をモチーフにした作品だというよりも、人間の心の闇善と悪という印象でしたね。
また、ファンタジー要素とでも言えばいいのか、完全に現実的でなかったのも印象的でした。
さらには犯人探しという推理要素もあり、かなり面白かったです。

書き方も、複数人の視点から書かれていて、そこも引き込まれましたね。
特に、最後のジーキル博士の手紙からは、博士の感情がひしひしと伝わってくるようでした。
第三者目線で書かれているものも好きですが、こうして本人の視点で書かれていると、感情引入がさらにしやすくて、まるでその人自身になったかのように感じられるのも良いですね。
薄めの本なので短時間に読めてしまうにもかかわらず、内容がかなり濃くて、読み終わった後に思わずため息をついてしまいました。

アリスは難解過ぎでちょっと後悔しましたが、「名前だけ知っているけれど、実は読んだことがない」という本を読むのは面白いですね。
今度は「フランケンシュタイン」とか読んでみようかと思います。
もしくは、グリム童話など、絵本の原作に手を出すのも面白そうですね。
あらすじしか知らないので、「瓜子姫」とかも一度読んでみたいです。


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