以前このシリーズの最新刊「MIX」を紹介してから大分間が開いてしまいましたが、スピンオフ作品「パンドラ 猟奇犯罪検死官 石上妙子」も一緒に購入していたので、こちらもご紹介!
▼パンドラ 猟奇犯罪検視官 石上妙子

今回は、本編でも大活躍している「死神女史」こと、検死官の「石上妙子」先生にスポットを当てた作品になっています。
大学院生の石上先生が検死した、自殺と思われる被害者の少女の遺体に、先生が疑問を覚えたところから事件が始まります。
裏に書かれているあらすじはこんな感じ。

若かりし死神女史と、同じく新人刑事のガンさんこと厚田刑事、そして本編にも登場した法医昆虫学者「サー・ジョージ」と、気になる登場人物が盛りだくさん!
今でこそサバサバとした格好いい死神女史の女の子っぽい言動が見られたり、どこか初々しい雰囲気のガンさんが登場したり、サー・ジョージの学者らしい姿が見られたりと、事件以外にも楽しめるシーンが多く、とっても面白かったです!
そして、今回の作品で一番印象的だったのは、サー・ジョージの狂気でしたね。
個人的には、本編の事件の真相よりも遥かにぞっとしました。
ページ数としてはそこまで多くなかったし、そんなにグロテスクなシーンがあったわけでもないのですが…。
ふと、何かで読んだ「人間が一番怖い」という一節を思い出しました。
ほんの少し切なさが残るような作品でしたが、その何とも言えないもやもやとした感じが余韻となって、とにかく面白かったです!
今回は、グロテスクなシーンもなかったですし、スプラッタが苦手!という方でも楽しんで読める作品だと思います!
特に、「人間の恐怖」というホラーが好きな方にはおすすめですね!
ただ、法医昆虫学者「サー・ジョージ」がいるため、ことあるごとに虫がたくさん登場します…。
また、虫の描写がかなり細かいので、虫嫌いの方は読まないことをおすすめします。
読むか読まないかは、あくまでも自己責任でお願いします!
以前紹介した、猟奇犯罪捜査班シリーズの最新作「MIX」の紹介記事はこちらから!
作品冒頭に登場する「人魚」の描写がとっても繊細で…ホラー小説なのに思わずうっとりしちゃいました。
▼パンドラ 猟奇犯罪検視官 石上妙子
今回は、本編でも大活躍している「死神女史」こと、検死官の「石上妙子」先生にスポットを当てた作品になっています。
大学院生の石上先生が検死した、自殺と思われる被害者の少女の遺体に、先生が疑問を覚えたところから事件が始まります。
裏に書かれているあらすじはこんな感じ。
検死を行う法医学部の大学院生・石上妙子。
自殺とされた少女の遺書の一部が不思議なところから発見された。
妙子は違和感を持つなか、10代の少女の連続連続失踪事件のことを、新聞と週刊誌の記事で知る。
刑事一年目の厚田巌夫と話した妙子は、英国から招聘された法医昆虫学者であるサー・ジョージの力も借り、事件の謎に迫ろうとするが……。
「猟奇犯罪捜査班」の死神女史こと石上妙子検死官の過去を描いたスピンオフ作品が登場!
若かりし死神女史と、同じく新人刑事のガンさんこと厚田刑事、そして本編にも登場した法医昆虫学者「サー・ジョージ」と、気になる登場人物が盛りだくさん!
今でこそサバサバとした格好いい死神女史の女の子っぽい言動が見られたり、どこか初々しい雰囲気のガンさんが登場したり、サー・ジョージの学者らしい姿が見られたりと、事件以外にも楽しめるシーンが多く、とっても面白かったです!
そして、今回の作品で一番印象的だったのは、サー・ジョージの狂気でしたね。
個人的には、本編の事件の真相よりも遥かにぞっとしました。
ページ数としてはそこまで多くなかったし、そんなにグロテスクなシーンがあったわけでもないのですが…。
ふと、何かで読んだ「人間が一番怖い」という一節を思い出しました。
ほんの少し切なさが残るような作品でしたが、その何とも言えないもやもやとした感じが余韻となって、とにかく面白かったです!
今回は、グロテスクなシーンもなかったですし、スプラッタが苦手!という方でも楽しんで読める作品だと思います!
特に、「人間の恐怖」というホラーが好きな方にはおすすめですね!
ただ、法医昆虫学者「サー・ジョージ」がいるため、ことあるごとに虫がたくさん登場します…。
また、虫の描写がかなり細かいので、虫嫌いの方は読まないことをおすすめします。
読むか読まないかは、あくまでも自己責任でお願いします!
以前紹介した、猟奇犯罪捜査班シリーズの最新作「MIX」の紹介記事はこちらから!
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作品冒頭に登場する「人魚」の描写がとっても繊細で…ホラー小説なのに思わずうっとりしちゃいました。