お前は、トリガー戦略に支配されている。
飴を好み、猫を愛する毒舌天才数学者が事件の謎を紐解いていく「確率捜査官 御子柴岳人」シリーズに新刊が登場!
▼確率捜査官 御子柴岳人 ゲームマスター
今回は表紙が青色ベースでした。
前回の赤い白衣に赤い靴の表紙も素敵ですが、青だとクールな印象が強くて、こちらも素敵でしたね。
また、チェスの駒も書かれていますが、作中でも御子柴がチェスをしていて、そのシーンもなかなか素敵でした!
ちなみに、冒頭に書いたセリフは、本の帯に書かれていたものを載せています。
で、「トリガー戦略」がわからないので調べたところ、「ゲーム理論において、相手が協力的ならば協力するが、いったん非協力に転じた場合、それ以降、ずっと相手に不利な行動をとり続ける戦略」のことらしいです。
…うん、分からない!
小説の中で、新妻が数学が全く分からないから御子柴に聞いて、彼が説明するという流れがあるので、文中でも説明があったのですが、いまいちよく分からなかったんですよね。
まあ、一回ざっと読んだきりなので、時間を見つけてまた読み直したいと思います。
神永学のオフィシャルサイトはこちらから!
小説家 神永 学オフィシャルサイト
http://www.kaminagamanabu.com/
で、今回のあらすじはこんな感じ。
取り調べの可視化と効率化を図るために新設された〈特殊取調対策班〉。
この部署でコンビを組むのはカタブツ新米刑事の新妻友紀と天才数学者・御子柴岳人だ。
彼らが挑む新たな難題は、大物政治家宅で起きた窃盗事件。
一見単純な事件に思えたが、御子柴は被疑者の供述から裏で糸を引く〈ゲームマスター〉の存在に気付く。
毒舌で自由奔放な御子柴に振り回されながら、友紀が辿り着く真相とは!?
全体未聞の取り調べエンタメ第2弾。
今回も難しいけど面白かった…!
特に印象に残ったシーンは、「電話でほのめかされたとある事件の証拠を隠ぺいするために、被疑者が罪を犯した」というシーンですね。
電話でほのめかされただけだから、確実な証拠ではなく、なんなら脅迫とか名誉棄損で訴えることもできそうなのに、自分に後ろ暗いところがあるから、そのあるか分からない証拠のために実際に窃盗を犯してしまう…。
それにより、とある事件への関与も明確にしてしまい、それの疑惑を晴らせたとしても、それとは別で窃盗を犯しているから結局有罪!という、なんとも言えない顛末というか…。
裏で糸引くゲームマスターは本当に頭がいいなあと思った瞬間でしたね。
あとは、個人的に嬉しかったのは、同じく神永学の著書「心霊探偵八雲」の主人公、八雲が登場したところですね!
前作でもちょこっと登場していました。
今回もそんなに長く出ていたわけではないのですが、御子柴が八雲のことを「赤眼の騎士」と呼んでいたのが印象的でしたね。
心霊探偵探偵八雲シリーズを読んだことがある方ならわかってもらえると思うのですが、本当にそのあだ名がぴったりなんです!
また晴香ちゃんも登場しないかな…。
もしくは八雲シリーズに御子柴先生ががっつり登場してほしいです。
ちなみに、前作「確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム」はこちらでも紹介しています。
2016/02/19「お前、救いようのないアホだな。」「だからお前はバイアス・どアホ女なんだ。」ちょっと変わったニューヒーロー!?<捜査一課特殊取調対策班>という効率的かつ正確な取り調べ方法の検証を目指し、警視庁世田町署内に新設された部署に配属になった新米刑事・新妻友紀。そこで出会ったのは、エキセントリ…
そして、最後にクスッと笑えたのが、最後のあとがきの部分。
なんでも、今回時間がなかったそうで、書き下ろし?とかを焦って書かれたそうで、内容を神永さん自体が覚えていなかったらしく…。
文章で再現されていた編集の方との会話が面白かったです。
頭の要らない、ラノベや漫画も好きですが、推理小説もやっぱり面白いですね!
次作も今からとっても楽しみです!
ただ、個人的には、八雲シリーズが早く文庫化されてほしい…!
単行本はすでに発売されているので、待ち遠しいです!
待て、しかして期待せよ!